Toml オプション
CLI オプション に記載されている全てのオプションは TOML ファイルでも設定ができます。 このページでは異なる Grid コンポーネントの設定例を紹介します。
オプションが変更、または追加されたが文書化されていない場合、 このドキュメントは古くなる可能性があることに注意してください。 もしそのような状況を見つけたら、“構成ヘルプ”を確認し、 ドキュメントを更新するプルリクエストを気軽に送ってください。
概要
Selenium Grid はTOMLフォーマットの設定ファイルを使用します。 設定ファイルはセクションで構成され、各セクションはオプションとその値が設定されています。
詳しい使い方はTOML ドキュメントを参照してください。 パースエラーに遭遇した場合、TOML リンターを使って検証してください。
一般的な設定の構成は以下のパターンです:
TOML ファイルで設定された Grid コンポーネントを起動するには以下のように起動できます:
java -jar selenium-server-<version>.jar <component> --config /path/to/file/<file-name>.toml
スタンドアロン
ポート 4449 で動作し、新規セッションリクエストのタイムアウトが 500 秒のスタンドアロンサーバー。
特定のブラウザとセッションの上限
Firefox と Chrome のみがデフォルトで有効になっているスタンドアロンサーバー、またはノード
ドライバーのカスタマイズと設定
Firefox Beta や Nightly のような、異なるブラウザのバージョンを持つことができるカスタマイズされた ドライバを用いた、スタンドアロン、またはノード。
Docker を利用したスタンドアロン、またはノード
Docker コンテナでセッションを実行できるスタンドアロン、またはノードサーバー。
ドライバを検出を無効にし、最大 2 つの同時セッションを持ちます。
ステレオタイプは、Docker イメージにマッピングされる必要があり、
Docker デーモンが http/tcp で公開されている必要があります。
また、devices
プロパティを用いて、ホスト上でアクセス可能なデバイスファイルを、コンテナで利用できるようにすることも可能です。
Docker デバイスをマッピングする詳しい方法はdocker
を参照してください。
WebDriver をサポートするサービスエンドポイントへのコマンド中継
WebDriver をサポートする外部サービスを Selenium Grid に接続すると便利です。 例えばクラウドプロバイダーや Appium サーバーなどです。 Grid はローカルに存在しないプラットフォームやバージョンなどを幅広くカバーできるようになります。
以下は Appium サーバーを Grid に接続する例です。
Basic 認証の有効化
ルーター、ハブ、スタンドアロンにユーザー名とパスワードを設定することで、 Basic 認証で Grid を保護することができます。 このユーザーとパスワードは、Grid UI を読み込む時や 新しいセッションを開始する時に必要になります。
Java でユーザーとパスワードを使ってセッションを開始する方法の例です。
In other languages, you can use the URL http://admin:myStrongPassword@localhost:4444
特定のノードにマッチするカスタム capabilities の設定
重要: カスタム capabilities は全てのノードで設定する必要があります。 また全てのセッションリクエストで常に含まれる必要があります。
Java でノードにマッチさせる方法の例です。
Enabling Managed downloads by the Node.
The Node can be instructed to manage downloads automatically. This will cause the Node to save all files that were downloaded for a particular session into a temp directory, which can later be retrieved from the node. To turn this capability on, use the below configuration:
Refer to the CLI section for a complete example.